ボリビアに入ってからどうも調子が悪い。
ウユニの事故。顔がかぶれる。首と肩のあたりの筋が突然痛みだす。8月に入ってなぞの発熱39度が2回。クレジットカード払いをしようとして使えず、7月末日で期限切れだったことに気づく。よそ見をして歩いていたら鉄柱で顔面強打。皮膚科に行って、病院の敷地内で人がうつ伏せで死んでいるのを発見。その帰り道、銀行のATMが血まみれなのも発見。洗濯屋で新しく買った靴下が2足なくなる。良くないことは重なるというがこう立て続けだとちょっとめげる。
で、良かったラパスを写真で見よう!!
ラパス初日の朝、道路が封鎖され始めていた。それもこれも20時間にわたるパレードのため。
学生によるパレード こういう衣装を持っていることも全員が踊れることも不思議だ
初日のホテルの朝食、お茶コーヒーと“パンケーキ食べ放題”
手も5本くらいあったら便利だよね
ラパスの多面性
お金持ちモダン地区
半分は外国映画や名画系を扱う映画館
ここは青山か?
この映画館の横の道は
青山じゃなかった
野外スタジアムをぐるっと回る
未来っぽいと思うのは私だけ?
道の脇にはよく手入れされた花壇がいたるところにある
ボリビア人花壇のセンスが抜群にいい アルパカ模様なんかもあったりする
壁画もたくさん
かっこいい
こうしてお金持ち地区から歩くこと、子一時間。私の泊まっていたホテルエリアにたどり着く。見た目だけじゃなく匂いもずいぶん違ってくる。
MILTON HOTEL 最上階にドミが格安である。1人40ボリ(2011年)、wifi、ドミの部屋はしょぼいが日当たりと眺めが格別に良く冬でも暖かい。あさごはんも卵付。エレベーターあり。ロビーにはいつでも飲み水とコカ茶が用意されている。
マーケットや先住民御用達のお店たちが立ち並ぶ
バイト募集の張り紙見たんですが~・・・・。この店、チョリータ(先住民女子)募集中
ここから3ブロックほど坂を上ると、ラパスの秋葉原がある。もちろん、新品を扱う店もたくさんあるが、故障品の部品を買い取り、メーカーにかかわらず規格の合うものをあわせ、組み立てなおしてしまうような店もある。ジェフの落として何も見えなくなったネットブックの液晶もここで取り替えてもらう。しかも安い!!アメリカや日本ではありえないような修理をきっちりしてくれる。侮れないボリビア。
サムソン強し
ラパスの混沌は面白い
山の斜面までびっちりな家並み
観光も飽きない
チョリータ(先住民女子)プロレス 一目瞭然、大きいほうが悪役です
サンフランシスコ教会
街角コンサート おばさん以外よれよれです
かわいらしい小道
月の谷 
どう?意外と楽しそうかな?でもめげたまま。うらぶれた安宿で、毎日目覚めることがちょっと不満になる。いい大人なのに、つぎはぎだらけで擦り切れそうなセーターとよれよれのスカート。何でこんなボロッチイところで、古びた服ばかり着て生活してるのか?都市部に長く滞在するとこんな気持ちになってくる。
ひたすら街を歩き回る。靴の修理屋、カフェ、町中の安宿の値段、安い食堂、映画館、しゃれたレストラン、バー、ギャラリー、美術館、屋台のおばさん、どこに何があるのかどんどんインプットされていく。さらに歩き続け、さらに安くて美味しそうなカフェ、眺めのいい公園、大きな橋、バスの乗り方、水曜日の半額映画デー、火曜日の半額アイスクリームデー、坂の途中に立ち並ぶ工事中の家並み。道の名前、道と道のつながり、近道。一週間後にはきれいさっぱり役に立たなくなる情報ばかりが増えていく。
旅が移動になり移動が生活になる。これは旅なのか?旅って?
家族を持って、仕事を持って、家を持って毎日を築き上げて暮らす人生のたび。時間と行動と未来がきちんと積み重なった日々。そういった何にも変えがたい大切なものがまったくない生活。
こんな大人でちょっとがっかりするラパスの日々。
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